企業によっては決算説明会資料なるものがあります。
大概はグラフと文字のみ(そして企業ロゴ)ぐらいでそんなに独創的なものはないのですが、
いくつか洒落ていたり変わっていたりで印象に残っているものを記載させて頂きます。
・アスカネット(2438)
読みやすさとデザインが上手く合わさっているタイプです。
2012年4月第2四半期:決算説明資料 |
シンプルなデザインで、読みやすさを損ねることなく読み手にわかりやすく伝える、
という印象を受けます。
・paperboy&co(3633)
個人投資家で保有している方も多いpaperboy&co.です。
2011年12月期 決算説明会資料 |
手書き風のフォントに方眼紙のようなフォーマット、遊びゴコロ満載ですね。
だからといって、読みにくいというわけではなく、収益構造を図でわかりやすく説明するなど、
しっかり読み手を意識している良い資料かなと思います。
・スタートトゥデイ
オシャレです。
平成24年3月期 第3四半期決算説明会資料 |
ペポバ以上に遊びゴコロ満載です。
数字書いてあるからいいのですが、
せめてグラフはしっかり線引いて欲しいかなと思うのは僕が堅いのでしょうか...
それにしてもスタートトゥデイの社風というか、そういったものがよく伝わる感じがします。
・KIMOTO(7908)
上記の記載した企業はいわゆる新興成長企業という枠でしたが、
KIMOTOは高機能性フィルムや各種出力メディア大手で創立60年近く経っている企業です。
ここは、同業他社と比較して資料が面白いなと思いまして。
冒頭でいきなりこれですからね。
2011年3月期 決算説明会 |
この時の動画がないため、推察でしかありませんが、
これからの日本は厳しくグローバル化が必要不可欠というメッセージへの前ふりでしょうか。
そして過去10年間という区切りでどの位置にいるのかなど、数字でわかりやすく記載しています。
2012年3月期 第2四半期決算説明会 |
また、KIMOTOは上記のような文字が少なく、グラフと図を多用しています。
他の企業と比較して随分頑張っていて、好印象な企業です。
決算説明会資料は特に企業それぞれに特徴がでますから、比較してみるのも面白いかもしれません。
※オチはない
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